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子宮防衛隊(C.Q.A.)のコラム 「子宮上々」 第27回


子宮防衛隊(C.Q.A.)のコラム 「子宮上々」 第27回 『タイ式子宮バランスセラピーとは?』

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子宮防衛隊のヒロです。 今年の4月から、再び子宮防衛隊をぼちぼち再開しております。 何だか最近あらためてこの手技にご興味を持つ方が増えてきたのか、このセラピーへの質問がとても増えてきています。 子宮をケアする”伝統的手技療法”というものはほとんど存在しないので、この手技とアイデアは自然とあらためて注目されてきたのだろうなと思います。 実際この手技は、とても大切で面白いアイデアだと思っています。

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そこで、 あらためて、 タイ式子宮バランスセラピーとは何なのか? について要点をご説明させていただきます。

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1 概要

タイ式子宮バランスセラピーは、タイの助産婦さんたちの間で、約600年もの間口承で伝えられてきた手技療法をまとめたものです。

子宮のエネルギーを活性化して、子宮の位置や形を調整することで、子宮をいい状態にしておこうという、タイに古くから伝わる子宮をケアする伝統療法がベースとなっています。

本来の伝統的な手技の呼び名は特になく、 タイでは、ヌアッドモッルーク タイ語で直訳するとそのままな感じですが”子宮マッサージ”(またはちょっと今風にいうと”子宮ケア”とも訳せるのかな?)ということになります。

ちなみにタイ式子宮バランスセラピーのアドバイザーであるホム先生は、この知識を現代に復興させたメインの人物で、タイの伝統医師の学校などで講習を行い、タイでも徐々にこの手技が注目されてきています。

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2 手技の内容

大きく分けると、3つのアイデアを組み合わせることで この手技はできています。

その3つとは、

1、子宮SEN 2、子宮ポイント 3、子宮リフト

です。

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1・子宮SEN

”SEN(セン)”という言葉が、タイ式マッサージをご存知でない方にはわかりにくいアイデアだと思いますので、簡単にSENについてご説明します。 タイ伝統医学では、人間の体には、目に見えないエネルギーの流れがあると言われています。そして、そのエネルギーの流れる脈管のことを、タイ語でSEN(セン)と呼んでいます。中国でいう経絡のようなもの、ヨガでいうナディーのようなものとお考えください。

人体には72000本ものSENがあると言われていて、その脈管の中を流れるエネルギーの流れが順調であればいい状態。どこかでそのSENと呼ばれる脈管が、詰まったり、裂けたりしていると、体内を循環しているエネルギーの流れが悪くなってしまい、体のどこかに不調が現れると言われています。

タイ式マッサージというと、リラクゼーション的なイメージが日本では強いと思いますが、本来はよりセラピー的な要素がメインのものなのです。

そして、”子宮SEN”とは、この手技のオリジナルのアイデアで、その72000本の中で、特に子宮への影響が大きいと考えられているSENをそう呼んでいます。

セラピーでは、まずはこの子宮SENのケアから始まります。 子宮SENの滞りなどを取り除き、 子宮へのエネルギーの流れを順調な状態にしていきます。 また、この流れが後々の”子宮リフト”においても重要となります。

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2・子宮ポイント これもこのセラピー独特のもので、一種のツボのようなもので、子宮の状態へアクセスするアクセスポイントのようなものとお考えください。 このポイントを刺激することで、 子宮を活性化し、状態を整えていきます。

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3、子宮リフト この手技の最大の特徴です。子宮の位置や形を感じながら、子宮へアプローチし、 形、位置そして、状態を調整していきます。

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上記3つの手技を効果的に余すところなく取り入れて、 約2時間程度で行えるようなセラピーの形にしたものが ”タイ式子宮バランスセラピー”です。

※完全着衣の状態で、腹部からのアプローチですので、 直接陰部に触れることなどは一切ありません。

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あらためて言うまでもなく、 子宮は女性にとってとても大切な臓器。 命を育むだけではなく、 毎月の生理にも関わり、また、子宮と卵巣は繋がっていますので、子宮の状態は女性ホルモンのバランスにも大きく影響します。

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子宮の位置や状態は、そのまま子宮下垂などの問題に直結していますし、その他にも様々なことに影響します。 むくみ、冷え性、生理痛のひどい方にもオススメできます。 また、下腹部のぽっこり感などのスタイルの乱れ、肌荒れ、などにも子宮の状態は影響していると言われています。

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この手技のアイデアは本当に面白いので、 子宮ケアや、子宮系のことをされている方は、ぜひ一度習ってみてください。 特に特別な道具などは一切必要なく、 マットでもベットでも、すぐに施術に取り入れられるのもいい点だと思います。

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このセラピーを通して、 女性の皆様が内側から輝き、 生き生きと人生をエンジョイできるお手伝いができればなと願っています。

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子宮ケアは決して一時のブームなどでは終わらないと思います。 逆に、 現代のストレスが多い生活環境、 また日本は世界的に見て驚くほどに男性中心の社会と言われています。 男性中心の社会で生きることは、恐ろしいことに、女性ホルモンを減少されると言われています。 実際に!女性ホルモンが減少している女性が増えてきていると言う統計が出ています。

子宮をケアすることは、あなたの中の女性をケアすることでもあります。

現にこのセラピーを受けると、 自分が女子であったことを再認識して、なんだか涙が止まらなくなった。と言う方もたくさんおられます。

子宮と心はどこかで繋がっているのかもしれません。

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そして、昔と比べると、 現代の女性は、 一生の間で経験する生理の回数が倍に増えているとのデータがあります。 生理の回数が多いことは、決して子宮にとって良い状態とは言えません。

100年前と比べると、女性自身のライフスタイルが大きく変化していると言われている現代、

子宮ケアはますます重要なものになってくると思います。

伝統的な子宮ケアにご興味のある方は、 ぜひ一度お問い合わせくださいませ。


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