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”痛みの単位は「hanage」”


子宮防衛隊(C.Q.A.)のコラム 「子宮上々」 第20回

”痛みの単位は「hanage」”

さて今回からは生理痛というものについて考えてみたいと思います。

以前

”痛み”というものについて驚きのニュースがネットを駆け巡ったことがあります。

まだご存知でない方へ

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新国際単位の制定・・・

日本経済新聞 11月16日 朝刊 (ジュネーブ発 西山 章宏)

 スイスの保養地、ダヴォス・プラッツで11月10日から11月14まで、行われた、世界知覚認識学会(ミシェル・ポーター会長)で、北海道大学医学部の斉藤信(まこと)教授が提唱した、痛みを表す「hanage」と言う単位を、世界で共通の単位とする事が承認された。

本来、痛みは、個人差が大きく、同じ刺激でも主観によって感じ方が異なるため、客観的に数値で表すことは、不可能であると思われていた。しかし、斉藤教授は、「鼻の粘膜は、人体の中で一番個人差が小さい。」事に注目し研究を進めた結果、1cmの鼻毛を、1N(ニュートン)の力で、引っ張る時に生じる痛みを、1hanageと定義出来ることを発見し、そして今学会で単位として承認された。

 斉藤教授によると、足の小指を角にぶつけたときの痛みは、2~3Khanage(キロハナゲ)、お産の時の痛みは2.5~3.2Mhanage(メガハナゲ)になるのだそうだ。「痛みを数値で表すことにより、正確な治療に役立つ。」(斉藤教授)そうで、今回の発見は、大変画期的だそうだ。

「日本人の提唱する単位が、世界で認められるのは、非常に珍しい。」(京都大学 横田昌平教授)そうで、日本発の「グローバル・スタンダード」は、驚きをもって迎えられている。

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これは昔、エイプリルフールにかなり拡散した もちろん嘘のネタなのです。

でも俺がこの話が面白いなあと感じたのは、 ”痛みには単位がない” ということです。

今の世の中、 なんでも数値化出来てしまうような気がしますが、 実際はそんなことはまったくなくて、 痛みの単位すら決めれないのです。

例えば、マッサージなどで、 どれぐらいの強さで押されているか? というのは機械的に何度でも再現できますし、 計測も可能です。

しかしながら、

それをどう感じるか?

を計測する方法がないのです。

ある科学者などはこれに真剣に挑んでいて、 手のひらをなどを押された時に脳波がどのように変化するのか? というところまでわざわざ実験装置を作って 真剣に検証した方もおられるのです

が、

これがまた更に面白いことに、 その脳波の反応と、実際本人がどれぐらい痛いと感じるか? が、一致しないそうなのです。

脳波が激しく揺れても、 やはり痛くないという人もいれば、 脳波がほとんど反応してなくても とても痛いと答える人もいるそうで。。。

もう一つ例をいうと、 気温なんかは、当然数値で表せるのですが、 それを寒いと思うのか、暑いと思うのかは人それぞれなので、 結局そこは数値化出来ないんですよね。

で、

今の科学では結局現時点ではお手上げ状態。。。 まあ”hanage”ってネタ となっているのが痛みという単位。

ここはまだまだAIでは到達できない、 人間の領域なのかなと。

皆様の生理痛は 何hanage ぐらいでしょうか?

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次回から

なぜ生理痛が起こるのか? または生理痛に強い弱いがあるのはなぜなのか?

そのあたりを 考えていきたいと思っています。

続く。。。


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