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Concept

タイ式子宮バランスセラピー・コンセプト

女性と子宮について

 

子宮とは、女性の身体の中心にある、女性の生殖器です。

 

妊娠のとき、赤ちゃんを守り育てる場所で、伸縮性のある平滑筋という筋肉で出来た袋のようなものです。

 

普段はレモン1 個くらいの大きさで、膀胱と直腸の間にあり、骨盤の底の部分に固定されています。

 

子宮の左右には、親指大ほどの卵巣が靭帯で繋がっています。また、卵巣から生まれた卵子を子宮に運ぶ卵管が広がっています。

 

そして子宮の内側を覆っている粘膜が子宮内膜です。

 

この子宮内膜が生理周期に合わせて厚くなっていき、受精卵が子宮に着床しないと、剥がれ落ちて膣から排出される=これが月経です。

 

妊娠すると子宮はどんどん大きくなり、赤ちゃんと羊水を入れた大きな袋になります。

 

出産後には、またもとのサイズに戻ります。

 

このように子宮は、毎月起こる生理や、出産に伴って、状態や位置・形が柔軟に変化しています。

 

その変化に対応できるように、子宮は靭帯で骨盤内に固定されていて、非常に動きやすくなっています。

 

そのため、日常生活の中でも、立ちっぱなしの姿勢や、 腰やおしりをぶつけるといった少しの衝撃で、子宮の位置が下がったり左右にずれることがあります。

 

子宮は閉経とともに小さくなり、収縮し、それまでの働きを終えていきますが、変わらず女性の身体の中心にあり、女性の身体のバランスに重要な役割を持っていると考えられます。

 

 

いま 、生理痛や生理不順、冷え症、むくみ、肩や腰のコリなどで悩んでいる女性がとても多いですね。

 

また、子宮筋腫や子宮下垂などの婦人科系疾患、更年期など、女性特有の身体の不快な症状を抱える方もたくさんいます。

 

これらの症状には、子宮の状態やバランスの乱れが大きく関わっている可能性があります。

 

 

タイ式子宮バランスセラピーとは?

 

このセラピーは、2600年の歴史があるタイ古式マッサージの技術と、タイの助産婦の間で古くから口承で伝えられてきた手技と知識と経験が融合した、タイ王国オリジナルの伝統的施術法を、

子宮ケア効果の高いリラクゼーションとして組み立てた施術法です。

 

私たちは、その施術をより多くの方に体験してもらいたいという思いから、2014 年春「タイ式子宮バランスセラピー」を発足しました。

子宮は、女性の身体の中心にある大切なセンサー

 

 一般的にマッサージや整体でアプローチする身体の歪みというと、 骨盤や左右の骨格など、筋骨格の歪みに対するものが主流で、内臓など体の内部の歪みに対してはあまり注目されてきませんでした。

子宮は、初潮を迎えてから閉経後まで、あらゆる年代・ライフステージにわたって、女性の健康と密接に関わっています。

また、子宮は、女性の身体の中心にあって、心身の調子を感知するセンサーのようなものとも言えます。

 

今日の生活スタイルでは、座るでも立つでも、同じ姿勢を長時間続ける事が多くなりがちです。同じ姿勢を長時間続ける事は、身体の軸が歪む原因と言われていて、

女性の身体の中心にある子宮も、日常生活の中で気がつかないうちに、右や左、やや下へずれている事がよくあります。

子宮は、出産や加齢などを経るうちに、また普段の姿勢や運動習慣によっても、左右にずれたり、位置が下がってきます。

タイ式子宮バランスセラピーは、女性の体の中心ともいえる子宮を本来の位置と形に整えていくことで、心身全体のバランスを整えて、女性特有の悩みや体調不良などを改善していく事を目的としています。

子宮の位置を身体の中心に来るようにきちんと整えると、子宮の機能や女性ホルモンのバランスが整い、婦人科系の各種症状(生理痛・生理不順・子宮下垂・子宮内膜症など)の予防や改善、あらゆるライフステージにおける女性の心身の健康に役立つと考えられています。

タイ式子宮バランスセラピーは、初潮が始まり、閉経を迎えた後まで、あらゆる年代の女性に向けたセラピーです。

 

また講習では、施術法の他に、子宮セルフケア法、子宮セルフケアエクササイズもご紹介しています。

 

施術と合わせてセルフケアを行う事で、一時だけのものや特別なものではない、日常的生涯にわたる子宮ケアが出来るようになります。

女性にとって、自分の子宮 ひいては自分自身をケアすることの大切さと、そこから得られる喜びを、皆様と分かち合えれば幸せです。

 

 

”一人でも多くの女性に幸せを”

 

このセラピーを皆様とシェアできますように。

 

タイ式子宮バランスセラピー 代表 三野 成実

★ 子宮と深い関係のある、女性の一生 ★

 

・生理

 初潮から閉経までの約30-40年間、毎月起こる生理。子宮の形や位置のずれは、子宮内の血流を悪くし、経血が排出されにくいために、生理痛の原因にもなります。子宮の状態を整え、お腹を温めることは、生理痛の緩和に 効果的です。また、生理周期の乱れ(生理不順)には女性       ホルモンのバランスが影響しますが、

・女性ホルモン

 女性ホルモンが作られる卵巣は、靭帯でつながっている子宮と、相互に連動しています。子宮の状態が卵巣にも影響しますので、子宮を良い状態に保つことは、ホルモンの働きを良くする上でも大事です。

・妊娠

 妊娠には、子宮の血行がよく、赤ちゃんのベッドである子宮内が暖かくて心地よい状態であることが大切です。

 また、子宮の形が整っていて、精子が届きやすい状態であることも、着床しやすい条件の一つです。

・出産・産後

 出産後は、子宮のまわりの内臓が動いて周囲に押しやら

 れ、子宮を支える靭帯も緩んでいるので、子宮が下がり

 やすい状態になっています。そのまま放置すると、

 子宮下垂や子宮脱につながる可能性もあるため、

 産後の子宮ケアは大切です。

 帝王切開での出産は、産後の自然な子宮収縮が自然分娩よ

 りもうまくいかない場合が多く、また、上手に息めず難産

 だった場合は、子宮がよりダメージを受けている場合があ

 ります。

 

 ※タイ式子宮バランスセラピーは、産後45日を経過し

  てから受けていただけます。

   

・各種婦人科系疾患

    

 子宮の血行を良くし、毎月の生理で経血をしっかり排出

    し、子宮を健やかに保つことは、婦人科系の疾患を予防

    すると考えられています。

 

・更年期~閉経

 

 閉経は、一般的に45歳以上と言われます。更年期は女性

    ホルモンの量とバランスが大きく変わる時期ですが、誰に

    でも訪れる自然な身体の変化です。その変化に寄り添いな

    がら、子宮と卵巣が本来の働きを発揮できるように調子を

    整えることが、閉経後までのスムーズな身体の変化を助け

   ると考えられています。

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