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よく頂くご質問 続き。。。

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前回のよく頂くご質問の続き。。。

第2位 他のタイの伝統療法や手技と何が違うのか?

Q2. 他のタイの伝統療法や手技と何が違うのか?

A2

まず本当によく聞かれるのが”ユーファイ”との違い。

まずはじめに、ユーファイとこの手技はまったく別のものです。

ユーファイはタイに伝統的に伝わる産後ケア法です。 ユーファイは直訳すると”火のそばにいる”なので、 最大のポイントは”産後に体を冷やさない”ことです。 そして産後の肥大した子宮を収縮させることが目的です。

産後にユーファイを受けないことが、 後々の更年期症状をひどくしたり、 産後の子宮の戻りが悪いことが、 のちのち子宮の不調や子宮の位置をずらす(一般的には下げる)大きな原因ともなります。 ユーファイはタイ伝統の素晴らしい産後ケア法です。 産後にはユーファイはチャンスがあれば必ず受けておいた方がいいものだと俺は思います。

産前や妊活にユーファイを受けるというアイデアはタイにはまったくないもので、 昔も今も存在しません。

日本語に直訳すると、 妊活のための産後ケア、とか、産前の産後ケア。 ということになるので、 言葉としてまったく意味がわからないもので、 こちらのユーファイの伝統医の先生などに、 ユーファイを産前に受けれるのか?と聞いても、 ん?となって、まず質問の意味すらわかってもらえません。 タイから見ると、とても不思議なとらえられ方を日本ではしているのだなあと感じています。

ユーファイは民間伝承の一つなので、 ある特殊な人とかがどこかで行なっていたりするかもしれないので、 タイ全土どこを探しても決して絶対ないとは言い切れないですが、 一般的には今も昔も存在しませんし、俺は一度も聞いたことがありません。

ちなみに、本来ユーファイは、タイの貧しい家庭で民間伝承的に受け継がれてきたもので、家庭にある鍋(ソルトポットは特殊なものではなく、昔はどの家庭にでも普通にある鍋でした)や、庭で取れるハーブを使って、家族や旦那さんが、産後の母をいたわるという思いが続いてきたもので、 きちんとした医療が受けれない山岳で暮らす人達や貧しい家庭の人たちが、 身近で手に入る鍋やハーブを利用しておこなってきたものです。 それが近年になって、スパなどがビジネスとして富裕層に向けて売り出し始めたというのがタイの実情です。

子宮バランスセラピーは産後の45日間は受けれないもので、 子宮の位置のズレや状態の悪さを戻すことを目的としたものです。 より日常的に子宮をケアしていこうというもので、 年代や人生の時期を問わずに受けれるもので、 タイ古式マッサージをベースとした”手技療法”です。

まったく違うものなのです。

なので本来は比較されるようなものや、 違いがわからないということはないもののはずなのです。

ユーファイはタイの伝統的産後ケア、子宮バランスはタイの伝統的な子宮ケア、 というだけの単純な話なのですが、 この辺りを混同してしまってる人が日本ではとても多いみたいなのです。

後オリジナルの手技では、アロマオイルは使いません。 これもなぜかよく混同されている方がいるようなので、 一応書いておきます。

タイ式子宮バランスセラピーは、

基本ハーブもアロマオイルも必要ありません。

着衣の状態で行いますので、 タイ式を行っている方なら、 マットさえあれば、 今すぐにでもスタートできる”手技療法”です。

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次に、 チネイザンとの違いについて、

チネイザンは、強烈な解毒・デトックス効果が特徴で、 また足裏が内臓の反射区であるように、 内臓は脳の反射区だ! という発想のもとに、 中国に伝わるアイデアと、タイの伝統医学をミックスして生まれたものです。

比較すると、 強烈な解毒・デトックス作用というのは、 子宮バランスは子宮に特化していますので、 ”子宮内の”という限定をつければ、 子宮のデトックス効果は当然ありますが、 それ以外の臓器への解毒やデトックスという効果は最初から考慮されていません。 子宮以外の臓器の解毒・デトックスが目的なら、チネイザンかなと思います。

また、子宮も内臓の一部ではあるので、 感情に響くという方もおられますが、 子宮バランスはそれ自体が目的のものではないので、 そういう、(例えばうつ的な)症状などに対して、 とお考えの場合は、 この子宮バランスでなく、チネイザンが適しているということになります。

ただ、子宮のケア、という点においては、 この子宮バランスがおすすめです。

チネイザンでは子宮はあまり重視されていません。

中国のアイデアが入っているので、 どちらかというとまずは

”気”

がとても重要なアイデアですし、

陰陽と”五行”

木=肝臓と胆嚢 火=心臓と小腸 土=脾臓、膵臓、胃 金=肺と大腸 水=腎臓と膀胱

が重要となり、

子宮という臓器を特にクローズアップして扱ってはいません。

また、手技的には、 腹部のマッサージであるチネイザン。 全身のタイ古式がベースの子宮バランスはまったく違うものです。

子宮バランスでは、 まずは全身につながる子宮SENをほぐし、 子宮に関するタイの子宮ツボを刺激し、 そしてそれから最後の子宮リフトという 子宮のバランスをとり、 子宮を元気にしていこう! という手技で組み立てられています。

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さて、最後がカルサイネイサン。 これはまあ ”陰部マッサージ” となるのではないかなと思います。

これが、タイにある、 もう一つの子宮をケアすることを目的とした手技なのではないかなと思います。 そしてこの手技は強烈です。 膣の中から指を入れて、子宮の状態を、中から調整していこうというものなので、 着衣の状態で、あくまでお腹の上から行う子宮バランスと比べると、 その効果はひょっとすると、この子宮バランスよりあるのかもしれません。

ただ、膣の中に指を入れるというのが 衛生面などでどうなのかなと思うのと、 風俗と間違われやすいとか、 あとまあ気分的にも陰部ちょくで触られるのはちょっと。。。 というのが難点なのかなとは思います。

効果はあると思いますし、いいものではあるとは思うのですが、 誰も彼もが一般的に日常的に受けるようなものなのかどうか、 特にサロンなどで普通に行えるものなのかどうかについては、 これはもう皆様がどう思われるか、どう捉えるかだけの話なのだと思います。

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これが俺の知る範囲での、 他のタイの伝統療法や手技と子宮バランスとの違いです。

それぞれの手技や伝統医療には、 得意な部分と不得意な部分があります。 また、 それが生まれた目的や歴史や願いが必ず込められていると俺は思っています。 そしてその心を正しく理解して、正しい目的でおこなってこそ、 その本来の意味や価値や効果があわられるのではないかなと思います。

また長くなったので、次回その他の質問に続く。。。


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